お知らせ
年末調整の準備について
2017/11/01
年末が近づき、今年も年末調整の準備期間がやってきました。税務署からは年末調整に関する書類が届きだし、生命保険及び損害保険会社からは保険料控除証明書が届いている頃でしょう。11月分の給与計算が終了すると同時に、会社に従事する者から年末調整の資料収集を開始するのが理想的です。紛失した資料があったとしても、再発行をお願いする際に早い段階から取り組む方が事は早く進みますし、準備はお早めにしましょう。昨今話題の個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)について、個人負担の場合は、年末調整の対象となりますのでご注意ください。以下、代表的な資料をあげてみます。
<各種申告書>
・給与所得者に対する源泉徴収簿
・給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
・給与所得者の保険料控除申告書 兼 配偶者特別控除申告書
※ここまでの書類は本年より、国税庁HPからのPDFを使用するか、お近くの税務署窓口で配布して頂くかになりました。(郵送される書類に1部のみ原本は入っております)
・給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書
※初年度は年末調整ではなく確定申告が必要です
<添付資料(原本)>
・前職の源泉徴収票
※会社の定める期限までに提出できない場合は、確定申告が必要です
・生命保険料控除証明書
生命保険料、介護医療保険料、個人年金保険料を含みます
・地震保険料控除証明書
※平成18年12月31日までに締結した長期損害保険契約等の証明書を含みます
・小規模企業共済等掛金証明書
・個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)の掛金払込証明書
・国民年金・国民年金基金の控除証明書、国民健康保険の控除証明書ないしは領収書
・健康保険の任意継続があればその領収書
・住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書
・扶養者及び被扶養者の障害者手帳の写し
[参考]
・医療費の領収書・・・年末調整ではなく確定申告
・初年度の住宅借入金等特別控除の計算・・・年末調整ではなく確定申告
免責事項:http://www.miyake-tax.net/information3.html